YOJOでは、毎朝朝会でその日担当のメンバーが価値観について考えたことを共有するという時間があります。
個人的には、各メンバーが毎度面白おかしく自分の考えを持ってきてくるこの時間が結構好きです。
価値観を唱和させたりするのって(ダサくて)正直あまり好きではないのですが、このアクティビティのようにエンターテイメントにしてみると、すんなり入ってくるし、考えさせられるしオススメです。
YOJOのミッション・価値観(バリュー)とそれに紐づく行動指針は以下のとおりです。
ミッション
- 患者満足度世界一の医療機関を創る
- 各ステークホルダーで利益相反があった場合、患者>従業員>社会>株主の順番に意思決定する
- 相手の期待を超え続ける(+αなWOW体験)
- 医療の質に一切の妥協をせず、最高水準の倫理観のもと行動する
バリュー
- 歴史を拓く
- 短期的な利益よりも長期的なインパクトを優先する
- 大きな成功を収めるために不確実な挑戦をする
- 既存の枠組みに捉われずに「ゼロベース」「AND思考」で最善の方法を導き出す
- 九転十起を貫く
- 打席に立つ回数を重視する
- 失敗の原因を分析して次に活かす
- 転んでいる仲間に手を差し伸べる
- 智を創発する
- 自分の専門領域だけでなく幅広いインプットをする
- 意見の相違を健全にぶつけ合える
- 自らの知見や経験を社内外に発信する
- 仁を尽くす
- 相手の立場になって考える
- 嫌われるのを恐れずハッキリと相手のためにフィードバックを伝える
- 自分の非を素直に認める
いつもぼくは漫画やお笑いを題材にして発表しているので、今日も大好きな『ハイキュー』という漫画を題材に「歴史を拓く: 大きな成功を収めるために不確実な挑戦をする」について考えてみようと思います。
(前回はこちら↓)
『ハイキュー!!』とはその名の通り、バレーボール(排球)漫画です。
バレーボール選手にしてはかなり低身長な主人公が、相棒である天才セッターと出会って、バシバシとスパイクを決めまくる爽快なお話です。
ジャンプ漫画(ちなみにすでに完結してます)ですから、ご多分に漏れず少年たちの成長と絆の物語で、
この漫画の重要なテーマの一つが、今日のこのブログの題名の通り
「今日何をして、明日は何者になる?」
という問いです。
(引用元:『ハイキュー!!』42巻)
日本一にもなってへん俺らが 去年を・昨日を守って明日何になれる? 何かひとつでいい 今日 挑戦しいや
(引用元:『ハイキュー!!』32巻)
昨日できたことを今日できるのは当たり前。
昨日上手くいかなかったとしても、今日新しいことに挑戦することで、明日は何者かにもなれるかもしれない。
YOJOのようなスタートアップでは、数ヶ月前と今とで、各メンバーに求められる役割は大きく変わってきます。
目の前の仕事に追われて、昨日と同じことをしていては、いずれ組織の成長に置いていかれてしまうでしょう。
「できると分かっていることをするほうが簡単に活躍できる」からといって、今日新しいことに挑戦しないのは、自分の成長の可能性を自分で閉ざしてしまうことにならないでしょうか。
これは会社も同じです。
まだ何者でもないぼくらには、昨日と同じことをしている暇はないはずです。
大きな成功を収めるために、今日どれだけの不確実な挑戦をできたでしょうか。
今一度、「今日何か新しいことに挑戦したか?」ということを毎日自分に問いかけたいですね。
毎日の不確実な挑戦の積み重ねでしか、歴史は拓かれないのですから。
これで『ハイキュー!!』から学ぶYOJOのバリューシリーズ(笑)はお終いです。
ぼくは、好きなマンガの究極のテーマは何なのかを考えるのが好きなのですが、『ハイキュー!!』は、ジャンプ漫画の中でも特にメッセージがシンプルなマンガだと感じました。
結局のところ、ハイキューのテーマは何なのか。
今回の学びと、前回の学び「敵よりも恐ろしいのは自分を信じてくれる仲間かもしれないという話」(↓)
とを合わせると、ハイキューのテーマは(あくまで個人の意見です 笑)、、、
今日新しいことに挑戦し、自分を変えろ。 自分を信頼してくれる仲間のために。
ではないかなと思います!!